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みんなの「盗聴」ブログ


コンクリートマイクと壁

2013/03/17 10:09
コンクリートマイクに付いての質問を色々受けるのだが、中でも苦慮するのが「壁」と言うイメージだ。

質問者の壁のイメージは「壁」と言う画一的なイメージしか持っていない。

「ホテルでの会話を盗み聞くのに探偵社がコンクリートマイクを使用した」

と言う様な記述を見ると、自分の家も聞かれてしまうのでは?と不安を抱いてしまう。

しかしホテルで使えたとしても、マンションで使える訳でもない。

一言で「壁」と言っても一様ではないのだ。

例えば、マンションの隣戸との壁は厚さ15センチ程の鉄筋コンクリートで作られている。
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最初は隣戸との壁以外何も無い。
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ここに軽量材やプラスターボードで戸内の部屋を仕切って行く。
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軽量材で骨組みを作り、そこにプラスターボードを貼り付けていく。
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※金属製の骨組みが軽量材、軽量財の中に入れてあるのがグラスウール、壁として貼り付けてあるのがプラスターボード。(天井も軽量材で組まれている)
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ビジネスホテルなどは、隣室との壁はコンクリートではなく、この軽量材とプラスターボードで仕切られていたりする。
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つまり、マンションの隣戸と、ビジネスホテルなどの部屋の壁とは素材も作りも違う。

このプラスターボードも1枚貼りと2枚貼りがある。

グラスウールは断熱・防音の為に入れられているが、直接聞えてくる音を軽減するだけで、コンクリートマイクに対する防音効果は無い。

ここがややこやしい所だ。

音とは空気の振動であり、空気の振動はグラスウールで軽減される。
しかし、コンクリートマイクは床や壁の振動を読取る装置。

上記の写真を見ると分かると思うが、プラスターボードは軽量材に直接貼り付けられている。

つまり、プラスターボードから軽量材へ直接振動が伝わり、その軽量材から反対側のプラスターボードに直接振動が伝わる。

素材的にも軽量財は空洞の金属製で音を伝えやすい。

10ミリ程度のプラスターボードと中空の金属製の角パイプなので会話も音として伝わり易い。
それ故ビジネスホテルではコンクリートマイクが使える。

マンションの場合は隣戸との間は15センチのコンクリートで、音としての振動を伝え難い。

マンションの場合、戸内の部屋はプラスターボードが使われているが、軽量材ではなく木材で骨が組まれグラスウールは入っていない。

上下の階の音の伝わりも異なる。
通常、コンクリートマイクで上下の階の声を聞くことは出来ない。

その理由は、コンクリートの厚みと天井にある。

写真の様に、上階のスラブコンクリートの下に軽量剤が組まれ、その下にボードが張られる。
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マンション等では、軽量材ではなく木材で組まれている場合が多い。

天井の上(床)に厚さ30センチのコンクリートスラブがある。(スラブとは床構造と言う意味)
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※強度的標準は古いマンションで15センチ、最近は20センチ前後、それ以上の厚みは防音目的)

さらに、このコンクリートスラブの上に床が造られる。

しかし、上下の階の声や音が聞える場合がある。
写真には縦に二本のパイプが通っている。
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上下の階の声や音が聞える場合、主にパイプスペースが原因である。

ここはキッチンになる予定の場所だ。

このパイプが、プラスターボードで囲われて隠される為、音を伝えやすい構造になっている。

戸内のパイプスペースはキッチンとバストイレ部分にある。
因みに、水道管は音を伝え難いが、配水管は音を伝え易い。
理由は、水道管は水が詰まっているが、配水管は空洞になっている。

その為、配水管は伝声管の役割を果たして音を伝えてしまうのだが、伝え易い物と伝え難い物がある。

例えば浴室の配水管は、排水口の下から横にパイプが伸びて、上下の配水管に直接繋がっているので、音を遮る物が無く音を伝え易いが、トイレには水が溜まっているので水で音が遮られるので音を伝え難い。

洗面台やキッチンは、配管の途中にS字管が使われている物はそこに水が溜まっているので伝え難く、直管が使われている物は伝え易い。

マンションに於ける縦の配水管は、最上階から最下層まで通しで繋がっており、各階の排水管は床の下の横配管で縦配管に繋がっている。

上の写真で床部分に段差が付いているが、これをスラブ段差と言い、床下配管(横配管)をする為に段差が作られている。

上の階から見ると、この部分だけ床が薄いように思うかもしれないが、下の階ではスラブ段差の分だけ天井が下がる形になり、厚みは変わらない。
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このスラブ段差のある場所も、床のパイプスペースとなっている。
こうしたパイプスペースでは、コンクリートマイクで「会話」の声を拾いやすい。

その為、「どれほど聞えるのだろう?」とコンクリートマイクを購入した人は、構造の事を知らずに使う為、「聞える」と勘違いしてしまう。

パイプスペースと同じ様に音を伝え易い場所が、換気扇の排気ダクトである。
この写真で天井に銀色の太いダクト管が映っているが、これが排気ダクトである。
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この排気ダクトは天井を通ってベランダもしくは廊下で排気する。

稀に屋上排気しているマンションもあるが、それはパイプスペースと同じ様な構造になっている。

「どれほど聞えるのだろう?」とコンクリートマイクを購入した人が、天井でコンクリートマイクを使うと、自分の居る部屋の音とは異なる音が聞え、上の階の音と思ってしまう人もいる。

しかし、それは排気ダクトから伝わる自分のキッチンから伝わって来る音である。

この現象で面白いと言ったら失礼なのだが、勘違い妄想も起きている。

上の階からのコンクリートマイクによる盗聴を疑った人が、自室で天井にコンクリートマイクを当てて聞いてみた。
すると、TVの音声が聞えた。

それを、上の階の音声と思い込んでしまった。

しかしそれは、自宅のLDKで付けっ放しにしているTVの音声。
思い込んでしまうと、それが自宅の音声と気付けなくなってしまう。

こうなると、その人の頭の中では「チャンネルを変えると相手もチャンネルを変える」と言う事になってしまう。

この人のマンションは3LDKで、LDKはベランダ側、この人の部屋は廊下側、その間には押入れがあり、LDKの音は直接聞えない。

しかし天井の中には排気ダクトが・・・

因みに公営住宅では、床スラブに直接ペンキを塗って天井にしている所もある。
そうした所は、天井が低い作りになっている場合が多い。

スラブをそのまま天井にして、天井を下げれば建築コストを下げられ、低くした分階層を上げれば収益性を上げられるからだ。

そうした収益性を重視した建物では、スラブの厚みは薄く上の階の足音や家具を動かす音などが伝わり易く、音のご近所トラブルが起こり易い。

まあ、何にせよ「壁」や「床」は一様では無いのだ。
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盗聴・盗撮相談フォーム開設しました

2010/10/12 17:29
盗聴・盗撮ご相談フォームを開設いたしました。

ご相談やご質問は以下URLより行えるようになりました。

http://www.johoguard.com/clipmail_2/clipmail.html



盗聴器・盗撮カメラの発見調査はこちら。
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空き巣が仕掛けるって本当なのか?

2009/10/20 11:40
TVに出て来る発見業者が良く口にする「犯人」が空き巣。

しかし、空き巣が仕掛けると言う話は本当なのだろうか?
発見業者は空き巣が仕掛けて行くと言うが、捕まった空き巣の手口で盗聴器を使った犯行と言うのは聞いた事が無い。

空き巣の立場になって考えてみれば判りやすい。
自分の入った家は、警戒していると考える。
すでに主だった物は盗った後だ。

そんな所に、1台4万円もする盗聴器を取り付けていては採算が合わない。
そんな事をするより他の家を狙った方が効率的だ。

以前警察も呼んだ盗聴発見特集が放映された。
その時、盗聴器の場所を速攻で特定したのだが、コンセントから抜いてもハウリングが止まっていなかった。


そんな番組で空き巣や中国窃盗団が取り付けて行ったと言っていた。

その番組で一番「?」だったのがこんな話だ。

以前調査した所で、見つかった盗聴器と同じタイプの物でそれは中国窃盗団が使う日本ではあまり使われていない物」と言っていた。

そこにはAのシールが・・・

それは日本の規格品と言う事である。
犯人も捕まっていない空き巣事件で、何故に中国窃盗団が取り付けたと断言できるのか?

つまり、作り話なのだ。








盗聴器・盗撮カメラ発見と防犯の情報ガード

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盗聴の定説を再検討する(MDF)

2009/10/13 13:00
マンションの電話盗聴はMDFに仕掛ける。

実際にどのようにして設置するかを考えてみよう。

MDFにはそのマンション全ての回線が終結しており、どの配線が何処に繋がっているかは分からない。
調べ方は、ワニグリップ式の電話機を接続して、目的の家に電話する。
例えば戸数10戸のマンションなら10回線。
その10回線一つずつ接続して、目的の家に電話する。
ワニグリップ式の電話が鳴ればビンゴだ。

しかし、何度も同じ家に無言電話やワン切りをかける事になる。
それだけの時間、作業を見つからずに続けなければならない。


そこまでの度胸が実行犯にあるかどうか?
そんなに簡単に怪しまれずに出来るものでもない。








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盗聴の定説を再検討する(電話盗聴の雑音)

2009/10/12 15:42
雑音が出ると盗聴の可能性がある。

これも盗聴の定説となっている。
雑音の原理は電圧低下だ。

「電話盗聴の仕組み」で電話盗聴の原理は説明しているので、部分的に重複する。

電話盗聴の原理は、L1とL2どちらかに、以下の方法で接続する。

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この接続方法の場合、電圧低下が起こり雑音が入る為に以下の接続にすると電圧低下を起さない。

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ここまでは「電話盗聴の仕組み」で説明した。

しかし、この接続にするにはもう一つの意味がある。
実は、電圧低下を起せば電波を飛ばす電圧も足りなくなり電波自体が飛ばない。

つまり、元々雑音が出る要素が無いのだ。

実はこれも、第一無線から教育された定説で、自分でワニグリップ式の電話盗聴器で何度も挑戦して初めて分かった。

電話に雑音が出たら盗聴器の可能性・・・電話の雑音を聞いた人を不安にさせるミスリードでしかない。








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盗聴の定説を再検討する(販売個数)

2009/10/11 14:16
盗聴には様々な通説、定説がある。

しかし、実際に何年も仕事をすると、通説や定説の嘘が分かってくる。
その通説や定説は、発見業者でも疑う事無く信じていたりする。

その一つがこれだ。
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皆がこの数字を真に受ける。
これも、ニュースリアルタイムで放映された物をキャプチャした物だ。

真相報道バンキシャでの誤報が「精査されていない」とされたが、この数字も精査されていない事をご存知だろうか?

これを公表している所が、日本情報安全管理協会だが、その前身は日本第一無線だ。
私は10年前にそこで盗聴バスターズの研修を受けて業務を始めた。

開業して間も無く、NHKから電話の取材が入ったのだが、その時にこの数字の根拠を聞かれた。
私は答えられず、第一無線に根拠を尋ねた。
しかし誰も答える事が出来なかった。

その数字は、盗聴バスターズの代理店募集の時に使われていた数字で、「これだけ盗聴器が出回っているのだがら仕事はあります」と言う宣伝文句で、盗聴バスターズの代理店は皆この数字を鵜呑みに信じていた。


私はNHKの取材を切っ掛けに、この数字を自分なりに調べようとした。
しかし、調べようとすると実態を調べる方法など無い。

そこで、盗聴器を扱っている大手の取引している販売店から情報を貰って、推定の数字を出してみると、桁が二つ違う。

グラフを見て、私はこのデータに大いなる疑問を抱く。
データは「販売個数」となっているのだが、平成15年からデジタル式がグラフに乗っている。

デジタル盗聴とは携帯電話にイヤホンマイクを差して自動着信にした物。
盗聴器として売られてもいない物をどうやって把握出来ると言うのか?
デジタル盗聴と言う物は、携帯電話の数だけデジタル盗聴に使われる可能性が出る。
しかも、あそこはデジタル盗聴の調査方法も確立していないのに、どの様にしてその数字を出したと言うのか?

TVの精査とは、その数字がNPO法人日本情報安全管理協会から出た数字と言う事だけで、その数字がどのように集計されたか?と言う精査は行なっていないだろう。

ちなみに、日本第一無線がNPO法人に移行した時、ロイヤリティー引き落としの口座変更の書類が来た。
その書類には金額が明記されておらず、白紙に署名捺印を迫られたので、盗聴バスターズを脱退した。








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有線式盗聴器

2009/10/09 14:19
有線式盗聴器とはその名前の通り、電波を使わず有線で聞く盗聴器の事。
電波を使わないので、盗聴発見器等で発見する事は出来ない。

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しかし、マイクからコードが25M繋がっているので、目視で発見出来る。
また、コードを辿れば相手の聞いている場所にたどり着いてしまい、盗聴者からすればデメリットが多い為、現在ではほとんど使用されていない。

基本的に部屋に仕掛ける場合、コードはドアや窓等の開口部から出さなくてはならない。。

「壁や天井の中の配線」を心配する人もいるが、それをやろうとするとかなりの大工事になる為、事実上不可能だ。








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ニードルマイク

2009/09/29 11:16
ニードルマイクとは注射針の形をしたマイクで、ドアの隙間などを通して使う。
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原理は細い伝声管の音を電気的にアンプ処理する事で聞く。
コンクリートマイクのマイク部分が注射針になった物だ。


しかし、ニードルマイクは使える事は使えるのだが、音源に近付かないとあまり聞えない。
実際に使う時の状況を考えてみよう。

玄関ドアの近くに人はいるだろうか?
普通はリビングや自室にいる。
また、窓に差し込める場所は有りそうで少ない。
無線で飛ばすわけでないので、差し込んでいる時にばれてしまう危険が多きいい。










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カード型盗聴器CD-VOXER

2009/09/28 11:34
カード式盗聴器CD-VOXERはその薄さが最大の特徴。
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カード電卓並の薄さの為、仕掛けられる場所が幅広い。
例えば、本棚の本の間や本のカバーの中に挟んで本棚に並べて設置する事や、積み上げた本の間タンスの隙間などにも仕掛けられる。

その為、盗聴発見の練習用としては最高の盗聴器だ。

電池寿命は52時間、音声起動(VOX)機能も装備している。
使用する電池はCR2430を使用するが、この電池は取扱店が少なく手に入りにくいのが難点なのだが、大きさは異なるがCR2032でも代用できる。

チャンネルはUHFのA、B、Cの3chがあり、音質はかなり良い。








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レーザー盗聴器

2009/09/22 13:02
レーザー盗聴器の原理は、対照となる窓にレーザー光線を当て、反射して戻ってきたレーザー光線に含まれる音声情報を読み取る。
部屋の中で会話をすると、その振動が窓に伝わり、窓が微妙に振動する。
その振動した窓にレーザー光線を当てると、反射して戻ってくるレーザー光には位相として音声情報が含まれ、反射して戻って来たレーザー光を受光して位相から音声情報を引き出すと言う物だ。

早い話が、コンクリートマイクのマイク部分をレーザーに置き換えたような物。

実用範囲は200M〜300Mと言われているが、1K程度まで可能とも言われている。



レーザー盗聴器は、電波を出さないので通常の盗聴発見では発見出来ない。
また、侵入して盗聴器を仕掛ける必要も無く、レーザー光線を対象の窓に照射して反射して来たレーザー光線を受信するだけで盗聴出来る。


レーザー盗聴器を説明するとこんな所だが、実際にはレーザー盗聴器は恐れるに値しない。








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2009/09/16 20:57

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